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うーん
ハルヒより朝倉さん。
今更だけど、最近女性天皇について考えています。
この問題が騒がれたのは一年以上前だけども、
現在は秋篠宮悠仁親王が誕生したことによって、
その問題はいったん先延ばしになっていますね。
女性天皇については、騒がれていた当時の段階での
私の考えは別に女性でもいいじゃないかという
至極当たり前の大衆的な意見だったわけで、
世論調査なんかでも大半の人が女性天皇に
肯定的だったと思います。
ですが、最近いろいろ考えが変わってきて、
女性天皇で本当にいいのかと改めて考えるようになりました。
その要因というのは、昭和天皇の時代まで
続いていた天皇=神という神話性です。
日本という国は天皇を神としたナショナリズムの上に
成り立ってきました。
戦後、人間宣言において天皇も人であるとしたため、
その神格化は一気に衰退していったように思えます。
消費社会化が進んで、物の価値観が等価されてしまったことも
原因のひとつかもしれませんが、現代の若者たちの中で、
天皇が必要だと思っている人はほとんどいないでしょう。
だから、女性天皇を受け入れる下地が出来たとも
言えるかもしれません。
今改めて、天皇を神として日本という国を構築することは
不可能だと思いますが、何もかもが消費されていく現代社会において、
少しくらいは変わらないものがあってもいいんじゃないかと私は思います。
多分、政治家の人たちは私なんかよりももっと
しっかりとした論理で考えているでしょうから、
女性天皇について騒がれていた当時、迂闊な発言はしなかったんでしょうね。
大衆に近い立ち位置のコメンテーターは、単純に男尊女卑の問題として
取り扱うことしかしなかったから、
政治家の対応に困惑したんじゃないかなと今になって思います。
by kokkasyakaisyugi
| 2007-09-13 13:41
| イラスト